きさらぎ句会抄
兼 題:時雨、帰り花、神の留守、その他

御影堂の灯明ゆらし初時雨 福地桂之助
渋滞の窓に一片紅葉かな 中尾 麦青
初時雨句碑の文字のみぬれのこす 米本 さちこ
通夜の家垣根にひとつ返り花 大門 葵月
初時雨軒に駆け込み小半時 今西 邦斗
談笑の腰を折られて初しぐれ 根岸 比呂
初時雨帽子目深に急ぎ足 青木 百均
泣きながら帰る子の背に初時雨 坂本 紫水
初しぐれ抜けられまへん京の路地 寺主 青笙