きさらぎ句会抄
兼 題:秋晴れ、新松子、小鳥、その他

秋海棠手向けて寂かなりし夜 福地桂之助
あの津波耐えし松原新松子 中尾 麦青
秋晴れや伊勢は遷宮海女の笛 大門 葵月
新松子頑固一途の父なりき 今西 邦斗
季重ねを気にして季語の菊を切る 根岸 比呂
潮の香を纏ひて青し新松子 青木 百均
扱葉掻く老母の項ににじむ汗 坂本 紫水
東京に空あり銀座秋日和 寺主 青笙