きさらぎ句会抄
兼 題:灯篭、花火、カンナ、その他

予言者の大地震は来ずカンナ咲く 福地桂之助
煌めきてやがて虚しき大花火 中尾 麦青
みちのくに万灯流れ盆の月 大門 葵月
蝉が鳴く読経の声に和す如く 今西 邦斗
灯篭をともす手元の指白し 青木 百均
稲妻に逃げまどふ子等盆踊り 坂本 紫水
手花火や路地を根城に子ら育つ 寺主 青笙