きさらぎ句会抄
兼 題:息白し、寄鍋、冬枯れ、その他

オリオンを天心にして去年今年 福地 桂之助
青竹の太き梯子や出初式
初競りに早くもインフレ兆しかな 中尾 麦青
何願ふ小さき稲荷に初詣
一族の絆たしかに福寿草 大門 葵月
初伊勢や霧の中なる海女の笛
色の無き庭に一条初日さす 今西 邦斗
孫育ち今日白ドレス六日朝
屠蘇の酒いつしか孫と酌み交わし  根岸 比呂
床の間の軸変りなく年迎え
初空や東筑波嶺西に富士 青木 百均
和の神は何処に御座す福詣
潰えたる山河なれども初景色 寺主 青笙
米寿なほ生かされし世の年酒酌む