きさらぎ句会抄
兼 題:雛、東風、水温む、その他

春菊の露地育ちとてよく匂ふ 福地 桂之助
淵陰に動く主あり水温む 中尾 麦青
雛の間で馳走になりし男の子 大門 葵月
男らの集ふとまり木春温し 今西 邦斗
土地土地の豆雛飾り旅想ふ 根岸 比呂
園児らの雛はどうやら父母に似て 坂本 紫水
雛の間の灯を消せばある月明り 寺主 青笙