きさらぎ句会抄
兼 題:枯れ尾花、牡蠣、ポインセチヤ、他

柚子の実の青き一つを掌 福地 桂之助
牡蠣棚にウインチの音戻りけり 中尾 麦青
晩鐘の後のしじまや枯れ尾花 米本 さちこ
病む妻のしわぶき一つ町師走 大門 葵月
小春日を乗せて合掌飛騨の里 今西 邦斗
枯れすすきこれより道はやや下り 根岸 比呂
ご近所に頭下げ下げ落葉掃く 坂本 紫水
一鉢はポインセチアの赤を買う 寺主 青笙