きさらぎ句会抄
兼 題:後の月、梔子、秋高し、他

妙高の峰の尖りや後の月 福地 桂之助
累々と土台残して秋高し 中尾 麦青
秋高し老女和菓子を一つ買ふ 米本 さちこ
秋高し山の稜線人の行く 大門 葵月
後の月今日も一人の帰り道 今西 邦斗
信濃より甲斐へと移る雲の峰 根岸 比呂
今年また金木犀の香る道 坂本 紫水
一湾を跨ぐ大橋秋高しく 寺主 青笙