< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
兼 題:春一番、初音、残雪

多武峰目指し畦火の走りたる 福地 桂之助
傘持たず急ぐ家路や春の雷 中尾 麦青
春雷や友の電話のきりもなく 米本 さちこ
校門の見上ぐる椿三代目 近藤 龍観
流し雛みじろぎもせず流れ去る 大門 葵月
春風や水も膨らむ畦の道 今西 邦斗
梅愛でる寺僧の交わす京言葉 根岸 比呂
東風止みて球音聞こゆ河川敷 青木 百均
味噌仕込む母の手紅し寒の水 坂本 紫水
東風つよし竹百幹の大うねり 寺主 青笙