< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
兼 題 :山眠る、焚火、冬枯れ、その他

気忙しき世と言ひながら焚火かな
年用意せぬ無精さや旅に出る
福地 桂之助
四季桜観る人の波山眠る
好かれたる煙に惑ふ焚火かな
中尾 麦青
冬枯れて海にのがれし風の色
落葉焚く煙まっすぐ父の墓
大門 葵月
会釈してそっとかざす手道焚火
老翁の姿となりて山眠る
今西 邦斗
夜更けて水かけ直す焚火跡
冬枯れて甲斐の山裾透き通る
根岸 比呂
そまの焚く煙一筋山眠る
濱風にまた燃えさかる夕焚火
寺主 青笙