< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
兼 題 :初音、春寒、その他

「風邪らしく先に寝ます」と妻のメモ 福地 桂之助
物言はぬ木々黒々と山眠る 中尾 麦青
近寄れば枯木も春を含みける 米本 さちこ
寂けさは初音と次の間いに湧く 近藤 龍観
病床に背伸びして見る春浅し 大門 葵月
狭庭にもゆるき風あり初音きく 今西 邦斗
春寒や妻の乱れし襟直す 根岸 比呂
誰彼に話したし今朝初音きく 寺主 青笙