< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
兼 題 :霧、蜻蛉、その他

赤とんぼ激つ瀬の上群れやすき 福地 桂之助
ビル風に吹かれ天まであきつかな 中尾 麦青
金木犀香を惜しみつつ戸を閉ざす 中西 なりこ
あきつには行き止どまりなき峡の奥 米本 さちこ
やや寒の方丈広く香流る 近藤 龍観
暮れなずむ空に生き生き銀やんま 大門 葵月
寄るでなく去り行くでなく秋茜 今西 邦斗
霧の上赤岳ほんのり浮かび出ず 根岸 比呂
牧舎呑みサイロを呑みて霧ふかし 寺主 青笙