< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
兼 題 :葛の花、蟷螂、夜長、他

立山の秋の風来る踊りかな 福地 桂之助
煩悩の振り払はれぬ夜長かな 中尾 麦青
夜長には夜長の憂いありにけり 中西 なりこ
手習ひて西行といる夜長かな 米本 さちこ
蟷螂の対峙の構えくづさざる 近藤 龍観
建墓終へ父母偲ぶ夜長かな 大門 葵月
蝉時雨望郷に泣く兵のこと 今西 邦斗
子かまきり一人前の斧をもつ 根岸 比呂
蟷螂の縋れる草の色に染む 寺主 青笙