< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
                           
兼 題 :山開き、海開き、素麺、夏の果物、その他

そうめんを流す用意の竹を伐る 福地 桂之助
井戸に吊る不揃ひトマトの赤さかな 中尾 麦青
夏めいてマネキンの脚みな長し 中西 なりこ
降り出しの雨の匂ひに枇杷を採る 米本 さちこ
喜寿越へて足湯愉しむ梅雨晴間 近藤 龍観
胡瓜もみ病むこと長し世話女房 大門 葵月
法螺貝の樹海を這ひて山開き 今西 邦斗
手土産の風鈴鳴りて旅の夢 押川 まさと
湧き上がる「雪山讃歌」山開く 寺主 青笙