< 東京四谷ロータリークラブ


きさらぎ句会抄
                           
兼 題 : 青き踏む、あたたか、鰆その他

神さびる三輪山づたひ梅の花 福地 桂之助
振り向けば海へ一面菜花かな 中尾 麦青
あたたかし日記に増ゆる小鳥の名 中西 なりこ
誰か呼ぶやうな風あり青き踏む 米本 さちこ
大凪やかもめ後追ふ鰆舟 近藤 龍観
野遊びや草のぬくもり手に溜めて 大門 葵月
啓蟄や足裏の土に息吹くもの 今西 邦斗
一雨に苔蘇えり暖かし 根岸 比呂
行く雲のどれも飽かずや青き踏む 押川 まさと
青き踏む白き遠嶺を視野に置き 寺主 青笙